厨房機器 リース

厨房機器のリース、レンタル

お店を新規で出店するときに悩むのが器具類をどう調達するかでしょう。飲食店ならば厨房機器をリースにするか買取にするか悩むところ。業務用は性能や耐久性がいい反面、高額なのでリサイクル品などの中古販売の激安品も視野に入れて厨房機器のリース、販売買取、レンタルなどを考えてみましょう。

厨房機器のリースのメリット、デメリット、注意点

リースは最新の厨房機器を毎月のコストを安く抑えて使うことが最大のメリットです。リース期間は最短で4年、最長で7年くらいまでです。

かかる費用を単純に比較すれば厨房機器は購入したほうが安くなります。リースの無償保証期間を過ぎたら有料ですが保守契約をしたほうが安心です。

 

居抜きなどで店舗を譲り受けるときにリース途中の厨房機器を高く買い取ってトラブルになる場合があります。中古品を高額で買い取ったのに途中で故障して保守契約も切れていて修理の負担をする羽目になったなどというトラブルもよく聞きます。

こういったトラブルにならないためにはリース途中の厨房機器は引き取らないほうが無難です。しかしどうしても引き継ぐ場合は名義変更などをしっかりして引き継ぐことをお勧めします。しかしリース会社によっては名義変更ができないこともありますのでよく調べましょう。

もし、リース途中の厨房機器を無償で譲渡された場合、譲渡人は瑕疵担保責任を負わないということをしっかり譲受人に伝えていないと後々厨房機器が故障等トラブルになったときに厨房機器を譲渡した譲渡人に譲受人から賠償請求されるケースもありますので双方がきちんと厨房機器の譲渡について約束を交わすようにすることです。

とくに厨房機器は冷蔵庫や冷凍庫など食材を保管するものは万が一故障した場合、食材を腐らせてしまうトラブルになったりするケースがあるので、食材を保管する厨房機器である冷蔵庫、冷凍庫はできれば新品でそろえたほうが無用なトラブルを回避することになりますので新品購入をお勧めします。

 

ところでリースといってもだれでもリース契約をできるとは限りません。厨房機器であってもリースの名義人の審査がある場合があります。つまり厨房機器全部がリースできる場合もあれば一部しかリース契約できないこともあります。

レンタルとリースの違い

レンタルとリース、似ているようで違うものですが、意外とその違いを知っている人はいません。

 

レンタルは基本的に中古品を提供されます。料金はリースより割安なことが多いようです。会社や契約にもよりますが、解約金を支払うことで中途解約が可能な場合があります。必要なくなった場合返すことができるわけですね。

 

リースは契約時に新品を提供されます。料金はリースより割高です。原則としてリース期間中の中途解約はできません。もし可能でもリース期間満了までの支払い全額を払うことで中途解約が可能になることがあります。注意したいのはリース期間が終わったからといってその厨房機器が自分のものになるというわけではなく、所有権はリース会社にあります。

 

さらに大きな違いとして保守についても相違があります。

保守の責任はレンタルでは貸す側、つまりレンタル会社ですがリースの場合は借りる側に保守責任があるということです。故障した場合思わぬ修理代がかかる場合もありますのでよく理解して厨房機器を設置しましょう。